
出産・分娩について
まるで助産院のような
産婦人科クリニック
母子の安全性に配慮した「自然なお産」を基本に、出産をサポート。
お産はもともと自然な営みです。
医療介入は最小限とし、ママの持っている力を存分に発揮できるように主に医師・助産師・看護師があなたの「専門チーム」となってしっかりとお手伝いいたします。
医療的な介入が必要な場合は、それぞれの状況に迅速に対応し、
医師含め安全で適切な医療を提供いたします。
他の医療機関との連携システムも整えていますので、万が一の緊急時の対応も万全です。

出産のサイン
37週(10ヶ月)を過ぎると、いよいよ正期産に入り、赤ちゃんがいつ生まれてもいい時期に入ります。出産が近づくと次のようなサインが出てきます。入院の準備を整え、どんどん身体を動かし、お産と育児のための心と体の準備をしましょう。
出産が近いサイン
- 尿が近くなり、残尿感が残ることもある
- おりものが増える
- 赤ちゃんが下がって来ているのを感じる
- おしるしがある
- 子宮が収縮し、軽い陣痛のような痛みが出る(前駆陣痛)
おしるしとは?
出産が近づいて子宮の出口付近の卵膜がはがれることで起こる出血を「おしるし」といいます。色はおりものに血が混じったような薄ピンク色、赤、褐色などさまざまです。
量も、トイレで拭くと付く程度だったり、生理のときくらいの出血のがあったりと、個人差があります。おしるしは子宮の入口が柔らかくなってきて、お産の準備を始めているために起こるものですので心配いりません。清潔なナプキンを当てておきましょう。一度きりではなく、赤ちゃんが生まれるまで複数回にわたって出ることもあります。
前駆陣痛とは?
妊娠35週ころから始まる、出産に向けて子宮が収縮する準備段階の不規則なお腹の張りや痛みのことです。痛みの強さや感じ方には個人差がありますが、痛みが弱かったり強かったりと規則性がなく、しばらく様子を見ていると自然と治まる……ということであれば、それは前駆陣痛かもしれません。陣痛の予行練習ですので、ゆったりといつも通りに過ごしましょう。
バースプラン


これは決して堅苦しいものではなく、ママ自身の考えを表現していただくものです。
あなたの今回のお産には、誰が傍に居てほしいですか? パパにいてほしい方、上の子にいてほしい方、 実母さんにいてほしい方、仲の良いお友達にいてほしい方、傍にいるのは助産師だけで良いという方、それだけでも何通りもあります。
その他にも好きな音楽や香り……など理想の出産がどんなものか、イメージしてみる時間もきっと幸せなものですね。
もちろん、バースプランは一度決めたら変えられないものではありません。その時、その時で気持ちが変化することもありますので、その都度助産師に話していただいて結構です! そもそもどんなことができるのか?何を考えればいいのか?などのお悩みもお気軽にご相談ください。お産をするのは、ママですから、私たちはその理想の出産ができるだけよう全力でサポートいたします。
後期の母親学級にてバースプランの用紙をお渡しします。37週の分娩台指導時に提出していただき、一緒に相談確認をしています。
里帰り出産


慣れ親しんだ故郷で、安心して出産に臨めるように、全力でサポートいたします。
当院で里帰り出産をご希望の方
妊娠34週頃の受診をお願いします。可能な限りお早めに当院を受診いただき、医師の健診と助産師外来を受けてください。里帰りの方も事前の分娩予約が必要となりますので、できるだけお早めにお電話にて分娩予約をお願いします。
また当院受診の際には、妊婦健診を受けられた医療機関からの紹介状と検査結果、母子手帳、健康保険証をお持ちください。
他県での里帰り出産をご希望の方
里帰り先の医療機関にご確認いただき、帰省されるまでは当クリニックで健診をしていただけます。帰省の際に紹介状をお渡ししますので、お申し出下さい。